OAuth は、ユーザーのパスワードを共有せずに、あるアプリケーションが別のサービスのユーザーデータにアクセスするためのオープン認証フレームワークです。OAuthでは、資格情報の代わりに短命なアクセストークンが発行され、それをクライアントが保護されたAPIに提示します。
主なOAuthフロー
- Authorization Code (3-legged): ユーザーがログイン後、サービスからコードが返され、クライアントがこれをアクセストークンに交換する。
- Client Credentials (2-legged): ユーザー承認不要の機械対機械のフロー。クライアントは自らのキー/シークレットで認証する。
- Device Code: ブラウザを持たないデバイス向け。ユーザーが別画面でコードを入力し、アクセスを承認する。
OAuthとProxiedの組み合わせのメリット
- 匿名性と信用性: 一部APIはIPによるジオリミットやスロットリングがあるため、Proxiedの4G/5GモバイルIPでトークン交換およびAPIリクエストを行うことで、位置ブロックを回避し、リクエストの信用性を向上。
- レート制限の耐性: 高ボリュームのデータ抽出時、アクセストークン更新やリクエストごとにIPをローテーションすることで、429エラーを回避する。
- ユーザーフローの一貫性: ログイン承認などで同一IPが必要な場合、Proxiedはスティッキーセッションを提供して、OAuthフロー全体で同一のキャリアIPを維持できます。